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公益社団法人モバイル・ホスピタル・インターナショナルは、2021年5月26日(水)、東京2020オリンピック・パラリンピック会期中に東京ベイエリアで運用する予定の救急艇を、報道向けに初公開した。

モバイル・ホスピタル・インターナショナルは、海洋国家である日本における災害医療を海から支えるべく、病院船の普及活動を行っている公益社団法人。今回、五輪会期中となる7月23日(金)から9月5日(日)までの期間、東京・豊洲を拠点に小型艇による救急搬送体制を構築、実際に運用する。

期間中の運用では、道路規制により救急車搬送が困難を来した場合を想定し、海上から最短ルートで昭和大学江東豊洲病院へ患者を救急搬送する計画。使用艇は「シーレイ245」で、乗員2名と医師、救急救命士各1名が乗船する。

5月26日(水)に豊洲東電堀で実施された報道公開では、救命艇や搬送訓練の様子、ボランティア医療スタッフなど活動隊員が着用するユニフォームが公開された。ユニフォームはユニクロが提供、活動しやすが追求されたデザインとなっている。


▲ユニフォームを着用したボランティア医療スタッフと救急艇


▲訓練における現場急行時(左)と、患者搬送時(右)の様子。現場へ向かう際は高速航行を行うが、搬送時は高速航行は行わず、船内でも医師が処置を行う。


情報発表元:モバイル・ホスピタリティ・インターナショナル
 
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