画像提供:海上自衛隊

防衛省統合幕僚監部は2021年5月21日(金)、派遣海賊対処行動水上部隊の交代について公表した。

派遣海賊対処行動水上部隊は、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のために派遣される水上部隊で、今回、第39次隊に交代される。第39次隊として派遣されるのは海上自衛隊の護衛艦「ゆうぎり(DD-153)」で、6月12日(土)に横須賀を出発する。なお、出国行事は6月5日(土)に実施される予定。

派遣隊員数は約200名で、海上保安官8名も同乗する予定。6月5日(土)に横須賀地区で出国行事を実施した後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の状況を踏まえ、派遣に向けた準備の一環として乗組員全員に対しPCR検査を実施する。同6月5日(土)から14日間にわたり横須賀・日本近海において14日間の訓練を実施した後、乗組員の健康観察を実施した上で、ソマリア沖・アデン湾に向け進出する予定となっている。

なお、「ゆうぎり」のアデン湾への派遣は2010年の第5次、2012年の第13次、2016年の第24次派遣海賊対処行動水上部隊に続き今回が4回目。


情報発表元:防衛省 統合幕僚監部 - 派遣海賊対処行動水上部隊の出港について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : DD-153 ゆうぎり
 海運事業者 : 海上自衛隊