日本船舶海洋工学会は2021年5月13日(木)、「シップ・オブ・ザ・イヤー2020」の選考結果を公表した。
「シップ・オブ・ザ・イヤー2020」に選ばれたのは、日本郵船が導入したLNG燃料自動車専用船「SAKURA LEADER」。同船は、国内造船所で建造される初の大型LNG燃料船として2020年10月に竣工した自動車運搬船で、1隻あたり約7000台の輸送が可能。全長は約199.95メートル、型幅は約38.00メートル、総トン数は約73,500トン。
この他、各部門賞では、小型客船部門賞にJR西日本・瀬戸内海汽船が手掛けた観光型高速クルーザー「SEA SPICA」、小型貨物船部門賞にセントラルLNGシッピングのLNGバンカリング船「かぐや」、漁船・調査船部門賞に遠洋まぐろ延縄漁船「第一昭福丸」、作業船・特殊船部門賞に川崎市消防局の消防艇「かわさき」がそれぞれ選出された。
情報発表元:日本船舶海洋工学会 - シップ・オブ・ザ・イヤー2020および各部門賞受賞船が決定しました【関連ジャンル】