日本郵船のグループ会社で、クルーズ客船「飛鳥II」の運航を手掛ける郵船クルーズは、2021年3月31日(水)、ドイツの造船企業であるマイヤー・ヴェルフトと、新クルーズ船の造船契約を締結した。新造船は2025年に就航する予定。
新客船は「飛鳥II」の後継船としての運用が想定されるクルーズ船で、全長は「飛鳥II」の240.9mよりも小さい228.9m、総トン数は「飛鳥II」の50,444トンを上回る51,950トンとなる。乗組員数をほぼ「飛鳥II」から維持したまま、乗客定員をの85％程度に絞ることで、より乗客に寄り添ったサービスの提供が可能になるという。
船内は、全ての客室にバルコニーを配し、「飛鳥II」でも人気の施設である展望露天風呂も設置される計画。LNG燃料に対応し、低硫黄燃料、ガスオイル燃料の計3種類の燃料に対応したデュアル・フューエル・エンジンの搭載が計画されている。
情報発表元：郵船クルーズ - 【重要なお知らせ】新客船建造を決定 2025年デビュー【関連ジャンル】 船舶 : 飛鳥II 海運事業者 : 郵船クルーズ 海運事業者 : 日本郵船 造船メーカー : マイヤー・ヴェルフト 造船メーカー : マイヤー造船所
