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国土交通省は2019年4月22日(月)、下関港と那覇港を「国際旅客船拠点形成港湾」に指定する。同日は、石井国土交通大臣が両港の港湾管理者に指定書を交付する予定。
「国際旅客船拠点形成港湾」は、クルーズ船社による旅客施設等に対する投資と国や港湾管理者による受入環境の整備を組み合わせ、短期間で効果的な国際クルーズ拠点の形成を図るため、旅客ターミナルビル等に投資を行うクルーズ船社に岸壁の優先的な使用を認める制度。これまでに横浜港、清水港、佐世保港、八代港、本部港、平良港、鹿児島港の7港が指定されている。
下関港と那覇港においては、今後、港湾管理者が「国際旅客船拠点形成計画」を作成し、同計画に基づいて、港湾管理者と連携するクルーズ船社が岸壁の優先的な使用、クルーズ船社による旅客ターミナルビルの整備等に関する協定を締結するなど、国際クルーズ拠点の運用開始に向け、必要な取組を進めていくこととなる。
なお、国土交通省の公表によると、那覇港はロイヤル・カリビアン・クルーズとMSCクルーズ、下関港はMSCクルーズと連携を行う計画。
情報発表元:国土交通省 - 新たに下関港と那覇港を国際旅客船拠点形成港湾に指定【関連ジャンル】 港湾 : 下関港 港湾 : 那覇港 海運事業者 : MSCクルーズ 海運事業者 : ロイヤル・カリビアン・インターナショナル