国境なき医師団(Médecins Sans Frontières:MSF)は、2020年5月8日(金)、長崎市に停泊中の客船「コスタ・アトランチカ」乗員の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への集団感染に関連し、医療援助活動を開始した。
活動は、国境なき医師団が長崎県に援助を申し出て実施しているもので、医師1人、看護師2人、プロジェクト責任者1人の計4人のチームが派遣されている。船内の乗員の診察、感染した乗員の状態から緊急搬送の優先順位を付ける「トリアージ」、搬送サポートなどを行っており、活動期間は5月30日(土)までの予定。
なお、今回の長崎での活動は、国境なき医師団による新型コロナウイルス感染症関連の活動としては日本国内初の事例となる。
情報発表元:国境なき医師団 - 国境なき医師団、長崎に停泊中の伊クルーズ船で医療援助活動を開始【関連ジャンル】 船舶 : コスタ・アトランチカ 海運事業者 : コスタ・クルーズ 造船メーカー : 三菱重工業 長崎造船所