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商船三井は2019年6月5日(水)、ロシア・サンクトペテルブルクにおいて、マカロフ提督記念国立海事・内陸水運大学と、北極海航路輸送向けの船員訓練と、船員訓練生の採用・育成を目的とした覚書を締結したと公表した。
商船三井は、北極海航路を通じたLNG輸送プロジェクトである「ヤマルLNGプロジェクト」で砕氷LNG船の運航を担っており、砕氷LNG船の船員は、マカロフ海事大学が運営するトレーニングセンターで氷海航行訓練や極寒地サバイバル訓練といった特殊訓練を受けている。
同社は、北極圏で計画されている新規プロジェクトにおいて、拡大する輸送需要に安全運航の面から貢献できるよう、マカロフ海事大学との協業を通じた船員育成を発展させていく計画。同時に、有望な船員訓練生を積極的に採用し育成することで、ロシア海事産業の発展にも貢献してくとしている。
情報発表元:商船三井 - ロシア・マカロフ提督記念国立海事・内陸水運大学と船員訓練及びロシア人船員の採用・育成の覚書を締結【関連ジャンル】 海運事業者 : 商船三井