大分県の佐賀関港と愛媛県の三崎港を結ぶ国道九四フェリーは、2020年8月27日(木)、 2021年2月就航予定の新造船の進水・命名式を実施し、同船を「涼かぜ」と命名したと公表した。
新造船は、2021年に就航20年を迎えるフェリー「遥かぜ」の代替船として、2020年4月から臼杵造船所で建造されていたもの。船体塗装や内装のデザインを一新、エレベータや多目的トイレを設置するなどバリアフリーに対応するとともに、キッズスペースやマッサージチェア室などを設置、さらに抗ウイルス・抗菌加工も施される。
また、現行の「遥かぜ」と比較すると船体は大型化され、車両積載台数が16台程度増加、混雑時の乗船待ち時間の短縮が期待されるとともに、客室スペースも拡大される。
「涼かぜ」は、総トン数1,200トン、全長は86.65m、車両積載台数57台、旅客定員292人となる予定。
情報発表元: 国道九四フェリー - 新造船「涼かぜ(すずかぜ)」が来年2月(予定)に就航します。【関連ジャンル】