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神戸市は2020年9月30日(水)、市内に所在する遊覧船事業者に対し、換気設備やサーモグラフィ、アクリルボード等、船側の設備に要した経費に対する助成制度を兵庫県と連携して実施すると公表した。

助成は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止対策として実施されるもので、対象は、神戸市において海上運送法における一般旅客定期航路事業、または旅客不定期航路事業の許可を受けて船舶運航事業を営む事業者となる。

補助対象の経費は、いずれも船内に備え付ける換気設備整備、サーモグラフィ、非接触型体温計、アクリルボード、アルコール噴射機、非接触型蛇口などで、4月1日以降に導入済の事業者にも遡及適用するとしている。

費用の負担割合は、神戸市が4分の1、遊覧船事業者が4分の1、兵庫県が2分の1で、旅客定員により1隻あたりの補助額の上限が定められている。


情報発表元:神戸市 - 遊覧船における感染症防止対策事業の実施
 
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