川崎汽船とOcean Network Express(ONE)は、2021年2月9日(火)、コンテナ船における事故を想定した大規模事故対応演習を実施した。
訓練では、ONEシンガポール本社が川崎汽船から傭船しているコンテナ船がドイツ・ハンブルク港近郊のエルベ川を航行中、エンジントラブルが発生、コントロールを失い座礁し、危険物を含む数十個のコンテナが川に落下、また燃料油の漏油が発生したという想定で行われた。
訓練には、川崎汽船やONEシンガポール本社のほか、ONE欧州統括本部、船舶管理を行うKライン・シッピング・マネジメントなどの企業から多数の関係者が参加。事故発生時に行うべき社内外・関係当局との報告・連絡プロセス、被害拡大防止のための緊急連絡、処置、また広報活動等
の手順について確認した。また演習では関係者間の連携にオンラインツールが活用された。
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