画像提供:国際ケーブル・シップ

KDDIの子会社である国際ケーブル・シップは、2019年6月21日(金)、新しいケーブル敷設船「KDDIケーブルインフィニティ」が完成し、同日、コロンボ造船所から引き渡しを受けたと公表した。同船は6月30日(日)現在、横浜へ向け回航されており、シンガポール沖を航行している。

「KDDIケーブルインフィニティ」は、これまでの通信・資源探査ケーブルに加え、日本で初めて電力ケーブル工事への対応が可能となる。また、KDDIグループの衛星通信・移動体ネットワークやITソリューションのノウハウを駆使し、船舶における「革新的IT環境」を導入している。陸上の大規模災害時には、同船に搭載された船舶型基地局により、au携帯電話の疎通復旧を行うことができる支援機能も備えている。

今後は、ケーブル船に必要な埋設機やROVなどの主要ケーブルハンドリング機器を搭載し、2019年9月からの本格就航が予定されている。


情報発表元:国際ケーブル・シップ - 国内初の電力・通信ケーブル敷設船 「KDDI ケーブルインフィニティ」が完成
 
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 港湾 : 横浜港
 海運事業者 : 国際ケーブル・シップ