ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は2019年12月26日(木)、同社有明事業所で建造していた40万重量トン型鉱石運搬船「NSU CARAJAS(エヌエスユー・カラジャス)」を引き渡したと公表した。
「エヌエスユー・カラジャス」は、日本で建造された初の40万重量トン型鉱石運搬船。同社が長年培ってきたデザインノウハウをもとに、ブラジル産鉄鉱石運搬専用船として船型の最適化が実施されている。また、随所に省エネ技術や環境負荷低減技術が採用された次世代ヴァーレマックス船となっている。2020年1月から世界全域で施行されるSOx排出規制にも対応、エンジンから排出されるガスから硫黄酸化物を除去するスクラバーを搭載している。
船体全長は361.0メートル、全幅65.0メートル、載貨重量は399,688トン、総トン数は197,453トンとなっている。
情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - 40万重量トン型鉱石運搬船"NSU CARAJAS"引渡【関連ジャンル】 造船メーカー : ジャパン マリンユナイテッド