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海上保安庁は2019年1月16日(水)、2018年に同庁が取り締まりをおこなった密輸・密航案件の統計・詳細を公表した。
公表によると、2018年の密輸の摘発件数は、薬物事犯が15件、銃器事犯が1件、金地金事犯は0件だった。薬物事犯では、覚せい剤が総計310.63キログラム、大麻が23.59グラム、麻薬が115.21キログラム押収された。銃器事犯は、外国人が自動装填式拳銃1丁と実包8発を密輸入したもの。このほか、訪日クルーズ客船の乗客による、ワシントン条約による規制対象である「ミナミイシガメ」、「モエギハコガメ」の密輸入未遂事件が摘発されている。
密航の摘発件数は、2018年は2件、4名だった。内訳は、不法入国者が2名、不法出国者が1名、不法出国手引者が1名で、4名のうち2名が日本人、2名が中国人となっている。
情報発表元:海上保安庁 - 平成30年における密輸及び密航取締り状況について【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁