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海上保安庁は2019年5月14日(火)、海上保安業務に関する最新の情勢と今後の展望を紹介するため毎年発刊している刊行物「海上保安レポート」の2019年版を発刊した。

「海上保安レポート2019」では、尖閣諸島周辺海域における中国公船による度重なる領海侵入、大和堆周辺海域における外国漁船による違法操業や北朝鮮からのものと思料される木造船の漂流・漂着、自然災害の激甚化など、日本周辺海域の情勢が一層厳しさを増していることを踏まえ、「増大する危機に立ち向かう」と題した特集が組まれている。

特集は3つの章から構成されており、1章では、日本周辺海域の情勢の最新情報や海上保安体制強化の進捗等を紹介、2章では、海上保安庁の国際連携に係る取組等について、3章では、巡視船艇の1日の紹介や専門職の仕事等のページを新たに設け、海上保安官の仕事の魅力や多面性を紹介している。また、巻末付録としてマンガ「危機に立ち向かう」が付属している。

「海上保安レポート2019」は、定価1,080円で販売されている。


情報発表元:海上保安庁 - 海上保安庁の1年を完全収録! ~海上保安レポート2019発刊~
 
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