旭タンカー、エクセノヤマミズ、商船三井、三菱商事の4社は、2019年8月6日(火)、電気推進(EV)船の開発、普及促進を目的とした新会社「株式会社 e5ラボ」を設立したことを公表した。
新会社は、EV船を中心とした新しい海運インフラサービスの構築に関して4社が戦略的提携に合意して設立したもので、まずは、2021年半ばまでに、東京湾内で運航する内航タンカーを、大容量電池駆動による「世界初」のゼロエミッションタンカーとしてEV化することを目指す。
e5ラボはタンカーのEV化と平行し、タンカー以外の内航船種のEV化開発をすすめ、日本の海運が直面する課題の解決を図るほか、外航船のEV化も積極的に推進、IMO(国際海事機関)の温室効果ガス削減戦略である「2050年までにGHG排出を2008年対比50%以上削減」とする目標をいち早く達成させるために必要な技術・人材・運用ノウハウを集積するとしている。
情報発表元：三菱商事 - ゼロエミッションEV船の開発・普及促進に向けて戦略的提携に合意し、共同出資会社設立【関連ジャンル】 海運事業者 : 商船三井
