第三管区海上保安本部は2020年7月9日(木)10時40分、沖ノ鳥島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内において、中国の海洋調査船「大洋号」がワイヤーのようなものを海中に延ばしているを確認したと公表した。
「大洋号」の活動が確認されたのは、沖ノ鳥島の北北西約310キロメートルの海域。海上保安庁はしょう戒中の巡視船で、「EEZ内におけるの同意を得ない海洋の科学的調査等を実施することは認められない」とする呼びかけを無線、停船命令等表示装置で実施した。
同船はその後、7月10日(金)6時10分頃に観測機器様のものを揚収するところが確認されている。
情報発表元:海上保安庁 - 我が国周辺海域における海洋調査船の活動状況【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁