©Funeco News
郵船クルーズは2021年3月18日(木)、横浜港に停泊中の客船「飛鳥II」の外国人乗組員1名に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性が確認されたことを明らかにした。
この乗組員は、居住国出国前の3月1日(月)や、3月3日(水)の日本入国時、「飛鳥II」乗船時の3回にわたりPCR検査等で陰性が確認されていたが、3月16日(火)に陽性が確認された。郵船クルーズは、所轄の保健所からは、この乗組員と他の乗組員との濃厚接触は無いとの正式見解を得ているとしている。また、現在は陸上施設で療養中であり、重篤な症状は見られず、発熱もないとしている。
「飛鳥II」では、業務等で接点のあった乗組員のPCR検査を実施、陰性が確認されているほか、既に全船消毒も実施されている。なお、「飛鳥II」は1月4日からクルーズを休止しており、この乗組員が乗船していた期間に乗客は乗船していない。
今回の乗組員の陽性者の発生を受け、「飛鳥II」は3月中に予定していた3クルーズを中止している。
■「飛鳥II」 2021年3月中止クルーズ
・3月19日出発 神戸発着 春の日向ウィークエンドクルーズ
・3月21日出発 神戸発 春うらら神戸・横浜クルーズ
・3月23日出発 横浜 結航路 駿河・四日市クルーズB
【関連ジャンル】 船舶 : 飛鳥II 海運事業者 : 郵船クルーズ