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公益社団法人土木学会は2019年9月、「令和元年度土木学会選奨土木遺産」を公表した。令和元年度は28件が選出され、このうち港湾関連では鹿島港整備関連施設群、若松港築港関連施設群が選ばれている。鹿島港については、11月2日(土)の鹿島港開港50周年記念講演会において、認定書の授与式が行われた。

今回、土木遺産に認定された鹿島港整備関連施設群は、1936年に設置された「船溜南防波堤」と1968年に設置された「居切島」。「船溜南防波堤」は鹿島港建設における防波堤整備の着工箇所で、整備から50年が経過した現在も整備時の捨石や被覆石を見ることができる。

「居切島」は、中央航路開口部の切り取りによって人工島化した敷地で、中央航路と船溜から連続する導水路との間に囲まれている。


情報発表元:鹿島港湾・空港整備事務所 - 「鹿島港整備関連施設群」が土木学会選奨土木遺産に認定されました。
 
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